愛猫の正常な日常を理解することが大切

愛猫か病気になって慌てて動物病院に駆け込むことがあります。
その時いつも後悔し、反省してしまうことは、どうしてもっと早くに気がついてあげられなかったのかということです。
猫は体の不調を飼い主に訴えることはできません。
ですから、飼い主が少しでも早く猫の体の不調に気がついてあげることが大切です。
気がつくのが遅くなればそれだけ病状が進行してしまい、手術を受けなければならなくなり、あるいは手遅れという最悪の結果となることもあります。
そんなことになれば、飼い主として自分を責めることは間違いありません。
そうならないためにも、日頃から愛猫の様子をしっかりと観察し、愛猫の日常生活を把握する必要があります。
どんな名医でも、猫の日常生活は分かりません。
それは、一緒に生活している飼い主しかできないことです。
猫は習慣的に行動する動物です。
朝に起きてから、どのように行動をして食事をし、その後一日を過ごすという同じような決まったサイクルがあるはずです。
そのサイクルが変わっていないか気をつけます。
いつものように朝になっても起きずにいつまでも寝ていたり、食欲がなかったりいつもと違う行動があれば要注意です。
しかし、本当に具合が悪くてそのような行動になっているかを見極めることも大切です。
そのためには日頃から愛猫の行動やしぐさ、癖を把握しておくことが必要です。
そのためにも、愛猫とのスキンシップは大切なことです。
スキンシップはお互いの信頼関係を深めるだけでなく、健康管理のためにも重要なものです。
体の隅々まで意識的にボディチェックをすることで体の異変に気がつくことができます。
触られて痛がったり、嫌がるところがあれば怪我をしていたり、皮膚病かもしれません。
耳、目、鼻、口、肛門、陰部のあたりがいつもと違う汚れ方や嫌なニオイがしていたり、毛のつや、抜け毛の量などいつもと違えば体の異変があるのかもしれません。
また、排泄物のチェックも大切です。
猫は泌尿器系の病気になりやすいです。
普段から尿や便の色、ニオイ、回数、量などの状態をチェックすることが重要です。
トイレの掃除のとき意識的に細かくチェックするといいでしょう。
普段の健康状態を知ることで愛猫の正常な状態が分かるので、異常なのかそうでないかの判断が出来ることで、気がつかないうちに病状が進行してしまい、愛猫に負担をかけることなく、軽症なうちに対処することが出来ます。
それは愛猫の負担ということだけでなく、飼い主さんの心の負担を軽減することにつながります。